お家でできるテニス上達法 ~サーブ編~
2020.04.30
お家でできるテニス上達法
~サーブ編~
ダブルフォルトに悩んでいる人は「日本のテニス人口の半分以上」と言われています。
海外ではサーブの練習に一番時間をかけているとも言われていますが、日本ではストロークやボレーのような「打ち合う練習」が好まれ、「サーブ練習」が後回しになる傾向があります。
これにより「サーブの練習不足」が悩みの原因となっています。
今回は『お家でできるテニス上達法』~サーブ編~を紹介します。
サーブが安定! ◇トスアップ3つのポイント! ◇
① 肘(ひじ)を、曲げない!
トスアップ時に、ボールを上げる方の肘を曲げていませんか?
試しに、今、手を前に伸ばして、肘を曲げてみて下さい。
手が自分の体に近づきますよね?
曲げる角度は関係なく、腕を伸ばした状態から肘を曲げれば、自然に体に近づきます。
トスアップは、体より前の位置へ上げるのが基本ですが…
肘を曲げた状態でトスアップすると、自分の体の方へボールが流れやすくなります。
すると「打点が体の真上」になったり、その時の肘の曲がる角度次第でトスの位置がバラバラになってしまいます。
② 膝(ひざ)を、曲げない!
曲げた膝を伸ばしながらトスアップすると、腰の位置が高くなり、バランスが崩れやすくなります。
トスアップやスイングも、崩れやすくなります。
トスアップ時は膝は使わずに、腕で上げましょう♪
※上体をそりながらトスアップする上級者の場合、トスアップ中の「膝の曲げ」は必要です。
③ ボールの持ち方!
トスアップ時のボールの持ち方、あなたはどのように持っていますか?
ボールと接している部分になるので、持ち方はとても大切です!
まず、手のひらにボールが当たらないように、指の部分で持ってください。
その中でも「親指の位置」が、とても重要です。
親指は、ボールの真上へ来るように持ちましょう!
そうすることで「手首がロック」され、ボールが自分の方へ飛んでくるのを防げます。
プロの選手のほとんどが、この持ち方です。
以上、3つのポイントを押さえてお家で練習してみて下さい。
お家の中では、ライト等がない広い部屋で、イスに座って練習しても効果的ですよ。
「上達の近道」…それは「反復練習」あるのみです!